「つるばら村シリーズ・第1作目」です。
私の尊敬する司書の方が薦めてくださっていたので、いつかはちゃんと読みたいと思っていましたが、やっと1冊目を読むことができました。
面白かったですよ〜。
いわゆる純粋な童話のジャンルで、わたりむつこさんとか、あまんきみこさんとかの物語と空気が似ていました。
出版社からのお薦めの年代は小学校中学年とあります。
私もそのくらいのお子さんからが、すんなり読めるんじゃないかな〜と、思いました。
パン屋さんのお話なので、パンの香りのこととかすごく丁寧に描かれてるんですよ。私自身ものすごいパン好きなので、「三日月屋」のくるみさんのパンが食べたくなりました。
こう言う素敵だけど、あまり自己主張しない本は、そのまま図書館や本屋さんにおいてあっても、なかなか子どもたちの手に届くことが少ないので、今度ぜひ、ブックトークしてみたいと思います。