大好きなお二人の作品です。
実はこの作品は、最初「お話集」(って言うんでしょうか)で読んだんです。挿絵は2点だけ。しかもモノクロ。とても素敵なお話ですが、絵がないと物足りないんです。やっぱり絵は欠かせません。そこで、やっぱり1冊の絵本を買ってしまったわけです。(もちろん「お話集」も大活躍していますけどね)
りすのバビーは木の実を拾って来ました。これから訪れる冬に備えて、土の中に埋めておくんです。冬になると、土の中の木の実を探しながら楽しく食べました。そして春。隠し過ぎて忘れていたヒッコリーの実が芽を出しています。「それがヒッコリーの木とりすのやくそく」
森の中で生きている動物と自然との共存。私たち人間は心が痛みます。自分だけではなく、そこにいるみんなが楽しく生きていける方法を私たちは探さなければなりませんね。
子供たちはとても可愛らしい絵とお話に夢中。「どうぞのいす」「ごろりん ごろん ころろろろ」と並び、お気に入りのようです。繊細な絵が素敵ですよ。