以前は、せなけいこさんのおばけのお話は、あまり好きではありませんでした。
娘への読み聞かせは、なかったように思います。
でも、最近、ようやく、読んでみたくなってきました。
なつ・・・ということもありますから。
怖い話はつきものでしょう?
で、借りてきた絵本がこれなんですが・・・真冬のはなし?
雪の降る日に、ちいさなおばけが、山の中でまいごになりました。
そこへやってきたうさぎに、道を尋ねようとしたら、
うさぎはびっくりして、逃げ帰ってしまいます。
家族に、怖かったおばけのことを話すうちに、
尾ひれがついていって、ちいさなおばけは、
終いにはとんでもなく怖くておおきなおばけになってしまっていました。
おばけの姿も怖いけれど、もっと怖いのは、人のうわさばなしですよね。
小さいお子さんにまだわからないでしょうけど。
最後のおちは、とっても可愛いですね。
自分のことが、こんなに大げさになっているなんて、
つゆとも知らず・・・