でこちゃんのおうちに、いとこのらすたくんがお泊りにくるお話です。
でこちゃんは、初めて会うらすたくんとなかなかうちとけません。家族がらすたくんを大歓迎するようすをみているのも気に入らないみたい。そんなでこちゃんの心理を、つちださんは、見事に表情に表現していて、お見事です。
でも、子どもってちょっとしたきっかけですぐ仲良しになっちゃいますよね。でこちゃんの場合も、ショートケーキの食べ方がいっしょだったことから意気投合しはじめ、最後には、にんじゃごっこがともに大好きだということまで判明。
家族まじえてのにんじゃごっこは、大迫力大興奮です。いいなあ、家族みんなで遊べるなんて。
でこちゃんちの家族のユーモアさと、いとこのらすたくんとの友情の芽生えが、読み手を明るくさせる一冊です。