「ポットくんシリーズ」の中の一冊。
今回は、渡り鳥のかわいらしい小鳥のロビンが、主人公になって、物語が進みます。
ロビンの目を通して、夏の終わりに、緑一杯の素敵な庭の一日の様子を知ることができ、なかなか興味深かったです。
例えば、花がみんな自分の時計をもっていて、起きる時間が其々で決まっていることなどを知ることができます。
我が家の子供たちも、時間の経過と共に語られる庭の様子を興味津々見入っていました。
ロビンが一番見たくて堪らなかった睡蓮の花は、10時にならないと咲かないのだとか、意外と遅いので、私もちょっと驚きました。
最後に、渡り鳥のロビンは、また次の土地へと旅立って行くのですが、寝坊をして、あせっている姿が、なんだか人間の私たちみたいで、妙に親近感があり、笑えました。