ふくろうぼうやが、お母さんに色々な質問をします。
星の数はどのくらいあるの?
お空はどのくらい高いの?
そのたびにお母さんは優しく、自分で確かめることを促します。
私だったら「たくさん」とか、「お母さんにも分からないよ」って言ってしまいそうですが、なるほど、これはいいですね。
簡単に答えを教えてあげるよりも、自分で考えさせ、自分で経験させたほうがいいに決まってます。
ふくろうぼうやは、素直にやってみて、やってみたからこそ、ラストの素敵な言葉を自分の言葉として言うことができたのでしょう。
返すお母さんの言葉も素敵で、優しい気持ちになれる絵本です。