おじさんがなしどろぼうの動物と仲良くなってしまうところにまず驚きました。重装備のわりに、心は柔軟そうなおじさんです。
なぞの動物なんですよ。
そして、やはり最後にびっくりしました。
こういう意表をついた終わり方、やはりウンゲラーはただものでないなあと思いました。
大どんでん返しですが、あまりにあっけらかんと意表をつかれるので、こういう終わり方もありかと思います。
私も読者がどんな感想を持たれるのか知りたいところです。
私はまだ一回しか読んでいませんが、何度か読み返したり、時期をかえて読んでみると、ウンゲラーの書きたかったことが見えてくるのかもしれないと思いました。
いい意味で期待を裏切ってくれます。