世の中に、これほどの「よくばりじいさん」がいるなんて!!
昔話に出てくるおじいさん以上の欲深さに、私も娘も唖然としました。最後は、大事な、大事な柿の木を、根元からばさっと切ってしまったざぼんじいさん。欲に心を奪われると、本当に大切なものさえも見えなくなってしまうんですね。
それに比べて、まあばあさんの大らかなこと!
足るを知る心で、どんな小さなものにも喜びを見出し、たちまち楽しみへと変えてしまいます。
まあばあさんのお陰で、分かち合う喜びを知ったざぼんじいさん。きっとこれからの人生は、「はなさかじいさん」のように豊かな実りあるものになることでしょうね。