前々から、和楽器の歴史など雅楽について載っている本を探していた。一般書は難しいなあと思っていたところ、これがドンピシャでした。
舞楽含む雅楽全般がコンパクトに、挿絵や写真を使ってわかりやすく一冊にまとまっていて、知りたかったこと全部入っていた。手元に置いておきたいわ。
もうひとつ、楽器の音を擬音語で書いてくれてあってわかりやすかった。
東儀家のことや、東儀秀樹さんが楽師になる経緯など、子供へ向けたメッセージも読まされます。
雅楽は、神楽や歴史のある地域なら結構耳に入ってきます。興味を持ったら差し出して間違いのない一冊かと。
東儀さんが演奏される龍笛、篳篥、笙が、大きくクローズアップされています。