紹介欄には5歳児向けとありましたが、私的には大人こそ読んで、感動してほしいお話しだと思いました
おじいさんと孫の話のやりとりも心温まるものですが、おじいさんの93年の人生を、孫であるわたるが尊敬の念で語っていきます
人はいかに生きたかということが、言葉で伝えるよりも重要なんだと示唆しているようにも感じました
昨今「記念植樹」という言葉をよく聞きますが「命を植える」ことは「命を継ぐ」ことにも繋がるのだと思います
わたるはしっかりとおじいさんの生き方を学んで、わが道を進もうとスタートしたばかりです
松成さんの素晴らしい、心理描写の美しいイラストが心に訴えるものがあります
もう一度じっくりと読んでみたいお話でした