南の島・サトワヌ島の民話です。よーぬ、やーという夫婦にこどもが生まれ、その男の子、おれまーいは、生まれると直ぐにはいはいが出来、4日たつと歩くようになり、8日たつと、椰子の葉で編んだ戸を破り散らすようになったとても強い男の子に成長しました。おれまーいは、一番小さい魚を食べると約束が守れないと怒りだして家をひっくりかえしてしまってからは、大人たちが、おれまーいを殺してしまおうといろいろと作戦を考えますが失敗に終わります。身勝手な大人たちの行動に腹がたったり、おれまーいの親はどうしてたんだろうと考えてしまいました。なにをやっても生きているおれまーいに、最後は謝りみんなで立派な家を建てて、島の酋長になってもらって終わってるのですが、なんだか納得がいかなくてもやもやしてます。おれまーいの味方になってくれる人もきっといただろうと思いたいです。