ウエズレーは町の子供から考えればへんてこで浮いていた。いじめっこにはおっかけられるしね。
でもウエズレーは他の子供とは違っていたのだよね。実際には不思議な種がとんでくることはないけど、ウエズレーが文明を作ろうと思ったらできた。ここらへんから遠くで遊んでいた姪っ子は何事だろうかと首を出してきました。不思議な毒々しい赤い芽、私だったら気味悪がって抜いちゃうだろうねと姪っ子に言いました。姪っ子はえー育てるよだって、大きくなって花になって実になるなんてすごいすごい、私も自由研究でこんなの作ってみたいよ>姪っ子談 その後いろいろ独創的なことをするのですが、姪っ子はしたいなぁ。ねえあーちゃんわたしもウエズレーみたいになりたいよと言っています。
最初の方のページでウエズレーを追いかけていた子供たちはきつく見えて、最後のページではみんな穏やかな顔になっていると感じるのは私だけでしょうか?
夏休みの自由研究にこんなダイナミックなことはできませんが、小さな誰にも真似できない自由研究をつくると姪っ子は断言していました。頑張れ姪っ子あーちゃんは応援しているぞ。