副題に「かめんにとりつかれたねずみのはなし」とあります。
レオニはねずみをよく描きますね。ねずみに何かメッセージがあるのか、好きなだけなのか。後書きなどを読んでも今のところ出て来ません。誰か詳しい人がいたら、今度教えて下さい。
このお話は、まちのマネをして、楽しいお祭りをしていたはずが、とんでもない「恐怖」を持ち込んでしまい、仲間同士で憎しみと疑いが生まれてしまうお話です。
この恐怖から救い出してくれたのは、別の村のねずみでした。
祭りをやめ、かぶっていた仮面をとっても、緑に塗ったしっぽだけはもとに戻らなかった。
教訓的なお話です。小さな子供にはちょっと怖いだけかも。
小学生低学年でも、何となく伝わるものの、もう1つよく分からなかったようです。
どちらかというと、大人向けの絵本なのかもしれませんね。