犬がワシによって、えさとしてさらわれてしまったのを
バーバパパ一家が助ける物語です。
この物語のいいところは、ワシを悪者として描いていないところ。
ワシだって、かわいい子供のためにごはんが必要だったのですもの。
たっぷりのお弁当をワシ達もいっしょに食べて
みーんなで「よかったねー」という展開は
ある種、理想的にも思います。
それぞれの立場からは意味のあることでも
違った立場からは迷惑だったり悲しいことだったりすることもありますが
世界でおこるいろいろなことも、こうしてみんなでよかったねーと思える解決方法が見つかればいいのに・・・。
バーバパパ一家は、そんな夢さえ運んでくれます。