2歳9ヶ月娘が「まほうつかいのほん、読みたい」と言ってきた。
家には魔法使いの絵本は無かったので、この絵本を読んでみた。
大の恐がり屋の娘は、驚いていきなり本を閉じる部分もあったが、
「大丈夫だよ」と読み続けると、少し離れたところで布団をかぶって聞いている。
じりじりと近づいてきて、最後は私の膝の上で読み終えた。
読後、ページを括って「これは?」と聞いてきたので
「魔女。魔法が使える女の人。これは悪い魔女だけど、優しい魔女もいるんだよ」と言うと
「まじょ」と復唱して様々なページを反芻していた。
フシギと私には「もういっかい」とねだらないのだが、ふとした時、
娘がやけに静かだなーと思って、そっと様子をうかがうと、
自分でこの絵本を開いて、ぶつぶつ言いながらしきりに何かやっている。
この物語(絵)のイメージをふくらませて、あたらしい展開で遊んでいるようだ。
「まほうつかいごっこ」の時も「モクモクモクモク!!」(ケムリのこと)と叫んで
この絵本から得たネタで盛り上がっていた。
4歳頃から、「読んでー」と持ってくるようになり、
5歳の今は普通に読んで楽しんでいます。