アフリカの草原でシマウマの双子の赤ちゃんが生まれ、
お父さんお母さんは大喜び。
でも、よく見ると、二匹には縞が無いのです。
それを悲観した両親は仲間はずれにされてしまうと、
森を出て行こうとするけれど、
そんな事はお構いなしの双子は楽しそうに鬼ごっこをはじめて・・。
縞が無くったって、
りっぱに仲間達をまもれる
才能がある。
マイナスポイントを、むしろ自分しかない
オリジナリティに出来るか、
それとも、双子の両親のように
マイナスに捕えてしまうか、
気の持ちようで、変わるんだなーって言う事が
とっても分かりやすく表現されています。
外見で人を判断しちゃいけないんだよ。
どんな人にも、素敵な所があるんだから。
そんな事を教えてくれるような絵本でした。
村上康成さんのイラストだったので、
思わず手にとってしまいましたが、
深い内容で、考えさせられました。