千葉茂樹さんの訳の本が好きで、さくまゆみこさん同様、新刊や読んでいない本があると必ず手にします。
あとがきで、トルコのホジャのことがでてきたのでますます読みたくなりました。
ホジャは「天からふってきたお金」「子どもに語るトルコの昔話」などで、息子がホジャの話をもっと読みたいと言ったほど大好きなお話でした。
ゴハおじさんにもホジャと同じような話が出てくるので、それだけでもう親近感でした。
「ゴハおじさんと三人の賢者」は禅問答にも似た趣がありますし、「あたらしいロバ」などは、ゴハおじさんって賢かったのでは?と思う面もあります。
どれもとんちがきいていて、痛快さがありおもしろいです。
布の絵も味わいがありました。
おちがわかる年齢のお子さんでしたら、楽しんでいただけるお話が多いと思います。