この絵本に出会う前から、わたなべ先生のレフグラフ版画の大フアンでした。家にも、5枚飾っています。カレンダーも、先生の作品のものが手に入れば、かけていました。息子のお友達へのプレゼントにも、先生の版画を贈ったこともあります。
ねこちゃんで、おなじみの先生が、どんなゴリラさんを描くのか楽しみで、当時購入しました。
あきの おわり ゴリラの ぱんやさんが
おかの うえに
ちいさな みせを ひらきました。
お店を開いても、なかなかお客さんが集まらず…。パンに問題はない
のに…。
ぱんやさんの工夫が、かわいらしいんです。やっと、お客さんが来た
かと思ったら…。
3歳頃息子におおうけでした。
ぱんやさんのお客さんへの第一声を、声色を変えて読んだのが良かったようで。パン屋さんの台詞になると、待ちかまえるように笑いの準備をしていましたっけ。やっぱり、思いでのたくさんある本は、本箱に残りますね。あの時の息子の笑い声が、思い出されます。
最後のページもあったかくて素敵です。
秋に入ったら、手に取ってみてください。