ゴリラのパン屋さんは、「姿が怖い」と言うだけで、
中々お客さんが来てくれず、パンが一つも売れずに困っていました。
そこで考え付いたのが、指人形のパン屋さん。
ある日、森の子供達がやってきて・・・。
この絵本は、ゴリラのおじさんの優しさが伝わってくるだけでなく、
子供達の純粋な目をとても上手に描いている絵本だと思いました。
子供達は、外見等は気にならず、心をストレートに理解してしまうものなんですよね。
2歳になる息子は大きい動物も大好き。
ゴリラも大好き。なので、最後パン屋さんにお客さんが並んでいる姿を見ると、「いらっしゃいませー。」と、
ゴリラのおじさんになりきって、喜んで絵本を読んでいます。
「ようちえんの先生が選ぶ絵本」と言うのがなんとなく判るような、子供達に是非読んでほしいと思える絵本でした。