私は、この本を、子ども達に最後まで読んだことがありません。たぶん。
この本は、なぜか娘が弟達に読んであげる絵本なのです。
私は、三人が楽しそうに読んだり聞いたりしている様子をふすま越しに聞いているだけですが、毎回なんとも楽しそうにやっているのです。
たぶん、三人で、「あ〜、それやると怒られるよ」とか「もう、(大人は注意しに)すぐ来るんだからねぇ」とか「ちろーたちも、『つまらない』って言うよ、きっと」なんて言いながら、読書タイムを楽しんでいるのでしょう。
何回か繰り返されるセリフ、興味をそそられるアイスクリーム(とけちゃうかもというドキドキ感もあります)、ルールを説く大人と、嬉しくてそわそわしてしまう子どもの対比など、楽しい要素がいっぱい詰まった絵本です。