息子が気に入っている絵本です。
信号の一日が詩のようにつづられています。マーガレット・ワイズ・ブラウンらしい文章。谷川俊太郎の訳も音の響きまで意識して訳しているのが伝わってきます。
「あかいひかり」「みどりのひかり」という言葉が頻繁に出てきます。
そして信号を取り巻く乗り物や動物たちの一日の生活も淡々とつづられています。
レナード・ワイズガードの絵が素敵です。
赤と緑の色使い。言葉のないページの絵が語りかけるもの。
全体は暗い感じで書かれてありますが、そうすることで赤と緑の光が引き立っています。
マーガレット・ワイズ・ブラウンとレナード・ワイズガードの絵本が好きなら、期待を裏切らないと思います。
乗り物も出てくるので男の子は興味を引くと思うので
乗り物の絵本だけれど、詩のようなタイプの絵本にTRYしてみたいと思うお母さん、是非読んであげてください。
意外とすっと子どもは絵本の中に入っていきますよ!
そして絵をじっと見ていろいろな発見をするでしょう。