大好きな宮西達也さんの回文絵本の第2弾。
前回は、お馴染みの恐竜時代の原始人が主人公でしたが、今回は、宇宙がテーマ。
第3弾が、サムライ編のだんなということですから、なかなかの戦略です。
全文章が回文なので、かなり文章自体を楽しめる作品です。
回文って、自分も小さい頃はまった経験がありますが、これだけ沢山あると夢中になる子も多いことだと思います。
物語も、いなくなったじいじを救出に向かうというもので、何といっても登場するイカのパパが小さいのがミソ。
このギャップが宮西ワールドの楽しいところです。
今回は、回文を読者から募集しています。
裏表紙に掲載された方の名前があるのですが、何と「ぼの様」とあり、間違いなく絵本ナビの投稿常連者のぼのさんだと思ったら、この題名がぼのさんの作品だと知ってびっくりです。
絵も楽しいし、回文を子供と言い合うという楽しみもある、オススメの絵本です。