小学校での読み聞かせ会に持参しました。
対象は高学年。6年生を中心に5人来てくれました。
高学年の読み聞かせでは毎回テーマを決めて
本を選ぶのですが、今回のテーマは「数・算数の絵本」
メインになる絵本をホワイトボードに4冊並べて
最初に来た子に一冊選んでもらって
それを初めに読むことにしていました。
一番最初に来たのは男の子。
で、この本を選んでくれました。
うっかりしていたのは、この本の数字を
かくしていなかったこと。
クイズ形式にすれば盛り上がると、
こちらのレビューで見ていたのに…
アリがもらったケーキの分数、聞いてみましたが、
暗算をあきらめて「えー?わからん」と言うので
ホワイトボードでさらっと計算して
答えを言うと「少なっ!」と言ってました。
倍の倍の方では、カバまで読んでからページをめくる前に
「さあ、次は象もカバの倍って言うよ。何個かな?」
と聞きました。すると暗算が出来たのか
ホワイトボードのさっきの計算を見たのか
(消さずにおいてあったので)
みんなで元気よく答えを言ってくれました。
で、ページをめくって象のページを読みましたが
象が答えを間違えたところで、みんな笑ってくれました。
アリとライオン以外の動物は、みんなあつかましく
高飛車な感じに描かれているので、
一匹一匹声色や読む速さを変えて
(例えば亀はゆっくり、インコは早口という感じ)
それを表現したら楽しいなと思います。
所要時間約7分ですが、
クイズをやったらもう少しかかるかな。
普通の読み物としても十分面白いので
低学年でもいけますが、やはり分数や掛け算を知っている
中学年以降の方がより楽しめると思います。