天国に、強い対抗意識を燃やしたえんまさま。
恐ろしいラーメンを、大がまいっぱい作ります。
そのラーメンの名前は、聞いただけでも恐ろしいもの。
鬼もひっくり返るほどのラーメンをめぐり、悪人たちとある約束してしまいますが・・・?
地獄は、罪人を徹底的にこらしめる・恐ろしい場所のはず??
えんまさまはその頂点に立つお方。
怖いえんまさまが、この絵本では怖くなく・・・
『心』があるように思いました。
「よっしゃ、わかった!」。
えんまさまの気前の良さ・懐の大きさに惹かれた私は
ぐいぐいと絵本の中へ引き込まれ、最後まで夢中で読み進めました。
『天国』と『地獄』を教えるのに良いかなと思ったのですが、
地獄の『怖さ』・罪を犯すことの愚かさを教えるのには
ちょっと不向きかもしれません。
3歳、5歳の子供たちは、何度も「読んで」とせがみますし、
1人でも読んでいます。
私の『何度でも読んであげたい絵本リスト』にも見事ランクインしました。
久々に親子で夢中になれた絵本です。購入を考えています!!