たくさんの消防車が出てきます。息子は表紙のたくさんの消防車を絵本本文のなかからみつけようと、何度も表紙と中身を見比べては、「これかな?これかな?」と探していました。
消防車好きのマット君がある日おきると自分が消防車になっているというお話ですが、消防車につんであるはしごや引っかきぼうもわかりやすく描かれていて、息子は読んだ後、実際に消防署に消防車を見に行って、いろんなアイテムを確認していました。また、いろんな消防車が出てくる場面では興奮気味に見ています。
最後にパンケーキのにおいがしてくるところでは、とても嬉しそうに「なんで?どうしたの?」とマット君がどうするのか、とても楽しみにページをめくっています。
とても子どもらしいマット君に、自分の姿も重ねて共感しながら、楽しんでいるようです。
心の和む良い絵本だと思います。