娘は図書館に行く度といっていいほど、どこからかいもとようこの本をめざとく見つけてきます。
私も初めて読んだこの本。
どうなるのかな、どうなるのかな、と、最後が気になりながら、絵本にしては珍しく、読んでいるこちらの方がハラハラしてしまいました。
娘は、いつもながら、絵に夢中。
それでも、「つきみそうって?」「なんでママいないの?」「待ってるかな?待ってたね」すっかり物語に入り込んでいる様子が伝わってきました。
どんな嵐でも、約束は、約束。
展開といい、メッセージといい、絵なしで教科書にでてきていてもいいくらいのお話だな、と思いました。
それが、娘の大好きなほんわかタッチの、心にやさしく染み込むいもとさんの絵で、きっといつまでも残る、すてきな絵本になったろうな、と思います。