「おんがくかいのよる」を読んで、すてきなねずみたちのファンになり、
第2弾のこの絵本を探しました。
また会えて嬉しい!
巣穴のお隣さんが猫を飼い始めた為、お引っ越し先を探すねずみ達。
ゴミの山を見つけ、新しい家を作り始めます。
今回、見返しに5匹の紹介文があるのですが
(男の子だと思っていた「ちびすけ」は女の子でした!)
それぞれのお部屋作りには、彼らのキャラクターを活かした
素敵なアイデアがいっぱい。
廃材から夢のように素敵ななお部屋を作っていく様子に心が躍ります。
なんだか廃材で本当に作れてしまいそうな気がしてしまうのは
丁寧に描かれた絵の力でしょうか。
私のイチオシは、ちびすけのビー玉の窓から光がさす、お昼寝の部屋。
ちゃたろうが即効寝てしまうのも分かります。
工作好きの息子も目を輝かせて見入っていました。
ストーリーもひとひねりアリ。
出来上がった「あんぜん あたたか あたらしいいえ」に、また猫が!
でも、ラストはもちろんハッピーエンド。
予想外のオチにはクスッと笑ってしまいました。
年少さん位から小学校中学年位まで
特に動物好きのお子さん、工作好きのお子さんは、はまってしまいそうな気がします。
じっくり隅々まで楽しめる絵なので、家で読むのがおすすめです。