ウチの下のコが通っていた幼稚園の生活の、まんまでした。
みんなで、上着をかけて、トイレを確認して、めいめいが、したい事をする時間と、みんなで同じ事をする時間があって、お片づけをして、先生が本を読んでくれて、おうちの人が迎えに来てくれて帰る。
なにげない日常の、移ろいの中に、子どもの迷う気持ちが、散りばめられていて、なおかつ、たんたんとした、過去形の文体。
動物は、飼っていなかったけど、本も、おもちゃもあったし、絵を描いたり、工作もした。
でも、やっぱり、がんばって沢山練習した『聖劇』や、発表会。
幼稚園では、こんな生活を、送っていたよね〜と、かわいかった時間を、偲ばれます。
本棚から、たまに本を開く時に、自分の(または、お子さんの)幼稚園の頃を、思い出してもらえると、幸いです。