かえるくんのおうち探しのお話です。
絵本を開くと 広場にあるいくつかの穴が目に入ります。
かえるくんが 最初にのぞき込んだのは木のうろ。
すると…フクロウが2羽顔を出し
「かえるくん ほかのあなにいきなよ。
ここは フクロウでまんいんまんいん。」ですって☆
仕方なく かえるくんは 次の穴へ…
「てぶくろ」の逆バージョンですね。
(冷たいなぁ…)って思いながら ページをめくると
次の穴をのぞき込むかえるくんの後ろには フクロウが2羽。
心配で付いてきたようです(笑)
こんな繰り返しで
最後にはピッタリの穴にたどり着く事ができて ほっと一安心。
ハッピーエンドのお話です。
断られるたびに かえるくんの後ろには 付いて来る動物が増えて…
こんな繰り返しのお話は
幼稚園位の子供さんにうけるんじゃないかな…と想像しました。
最後の場面は 少し時間の経ったかえるくんの姿が…
体がひと回り大きく そしてたくましくなり
それからそれから…あとは秘密にしておきますね。
全体を通して春の庭先を感じさせてくれる絵本でした。
今からの季節にちょうど良いのではないでしょうか。