「あめふりのおおさわぎ」
まさに題名のとおりの絵本でした。
雨がぽつぽつ降ってくると...たしかにあわてるのよね。早く帰らなきゃとか、ぬれないところに行かなきゃとか、あれして、これして...もう!ちょっと見てないで手伝ってよ!なんていうことになりますね。
それをみんなでやっちゃったのが、この絵本です。
どんどん連鎖反応をおこして、たいへんなことになっていく街。
でも...雨があがった途端。不思議や不思議、すべてのことがまぁ〜るくおさまっていくんです。
空には虹までかかってね。
で、空がぱっと晴れ、雲の切れ間から太陽がのぞくと、ほんとに、こういう気持ちになるよね、っていうもよくわかる。そういう人間の心理をよくついてますよね。
最後が、晴れやかに終わるところが、とても気持ちいいですね。
テンポがいいので、学校での読み聞かせにもむくかな。