私は昔から宗教に関心がありました。だからこの本を読ませて頂きました。これはとてもわかりやすく、宗教を追求しています。私は30代の頃、ある女性と仲良くしていましたが、彼女の勧めである宗教に関わりました。けれどもどうしても馴染めませんでした。そして強引にやめたのです。それでも彼女とは続きましたが、その宗教とは縁を切りました。そんな経験があるだけにこの本は私にとってひじょうにインパクトがありました。こんなにわかりやすく宗教について書かれた本に出会ったことがありません。あれから30年近い歳月が流れました。私は今でも時々、あの日の教祖殿やカリヨン塔を思い出すことがあります。まったくもう縁のないところですが、宗教とは何かについて考えずにはいられません。そしてこの本をまた読みたいという思いに駆られます。