今回はヌーが主人公。片目のハイエナやおとうとライオンが登場するので、ライオンシリーズの番外編です。
いつも大群衆で行動するヌー。その先頭を行くがくしゃヌーがハイエナたちの罠にかかります。仲間から離され、ハイエナの集団に取り囲まれたがくしゃヌー。
緊張感とスピード感のある展開。勝ち負けではなく、逃げるしかないヌーだけにハラハラして読みました。
ヌーの速さが勝って、ハイエナの輪を突破したがくしゃヌー。
おとうとライオンに遭遇して、今度はダメかと思った時のいなびかり。
ヌーの力が神を呼んだようなお話でした。
でも、ヌーは仲間のところに戻らなければ、回りは敵ばかり。
絵本を読み終えて、がくしゃヌーの無事を祈っている私でした。