ブック・モビルは知っていても「荷馬図書館計画」というものがあったことに驚きです。図書館の奉仕活動って奥が深いのだなと思います。
ルーズベルト大統領時代の雇用推進計画の一環として取り入れられた活動と図書館サービス活動が一体化した話です。
「ポストの数だけ図書館を」と言われた時代があります。分館が増え、公民館や学校の空き室に図書館の分館を設けている自治体も多いでしょう。
そして、利用者の近くまで出向いて行くブック・モビル(移動図書館)。
私は、基本的には読む資料の選択権は利用者側にあると思うので、お仕着せ的なサービスは古すぎると思うのですが、交通の不便なところまで図書を運ぶという精神には頭が下がります。
商売ではなく奉仕としてなのですから。
本どころか、文字も学問もなくも済まされた時代の話です。
今日は、学問も文字もあるけれど本離れが進んでいる時代です。
本に親しみをもったまま成長してもらいたいものです。