双子のウサギの兄妹、元気な女の子『みみ』と優しい男の子『みん』のお話です。
お庭で遊んでいたみみとみんが、茂みの中に入ってしまったボールを追いかけると、そこに初めてみる動物が!
怖くなったみみとみんは、日曜日でまだ寝ているお父さんを起こしに行きます。
「ねえ、おとうさん、おきて おきて!」
むにゃむにゃしたままのお父さんに庭の動物を確認してもらうと──
みみとみんの行動が子供らしい可愛らしさに溢れていて、子供自身もすんなり入り込めるストーリーです。
何より、いりやまさとしさんの可愛い絵で描かれる世界が、娘は大のお気に入り。
何度も読み聞かせているのですが、その度に「可愛いね〜」と頬を緩ませています。
これからも色んなみみとみんを見たいと思わせてくれる、素敵な絵本です。