昭和の初めくらいの人が読んだら、「すごい素敵!立派だわ」とか言いそうですが、今どきの子どもたちにはちょっと引けてしまうタイプの主人公かもしれません。
あと、「かこさとしの昔話の本」と、副題がついていますが、これはどこかの地域に伝わる民話とかではなく、かこさんの創作っぽいです。
私も図書館で検索していて、かこさとしさんがなんだか面白い本を描いているな。程度で借りてきたのですが、読んでみてちょっとびっくりしました。
読み終えて内容は素敵だと思いましたが、今の子ども達に薦めるとなると、ちょっと「重たい」内容かな〜と、いう気がしました。
特に朝読とかには向いてないかも、です。
読むんだったら、時代劇が好きな高学年以上のお子さんにお薦めします。