ちょっぴりわがままながまくんと、いつもがまくんのことを思いやる優しいかえるくん。仲良しコンビの何気ない日常を描いている短編集なのですが、どのお話もクスッと笑え、ほっこり温まる内容です。
かえるくんの柔軟な発想、がまくんのおとぼけっぷりに5歳の娘はニンマリしたり、ゲラゲラ笑ったり、すっかりふたりの虜になりました。また、この本のおかげで「親友」という言葉を覚えました。
親の私も子供の頃に読んだ記憶があり、久しぶりに読んでみると懐かしい旧友に会ったような、温かい気持ちになりました。
時代を問わず、世代を超えて愛される、温かい友情物語です。