シリーズ第5巻の上。
栗井栄太のR・RPG「in塀戸(インベイド)」攻略編・前半戦。
フィクション(小説)の登場人物がフィクション(ゲーム)の世界で冒険するという二重仕掛け。
これまでは端々に見られる非現実性が気になったが、この巻はこの仕掛けのおかげで全く気にならず楽しんで読めた。
登場人物の動きが目に見えるような描写。
友達がプレイしているRPGを横で一緒に見ているような、ワクワク感がある。
シリーズ第1巻の勢いがよみがえった。
今まで解りずらかった「R・RPGとは何か」もよくわかった。
(TRPGをボード上ではなく現実の舞台で行うというものらしい。)
読んでいると自分もこのゲームをやってみたくなる。
下巻も期待。