6年生に読みました。ちょっとシビアで、でもあったかい内容で、それを理解できる高学年がいいかなと思い選びました。
新しいおとうさんを「おとうさん」と呼べない「トオルくん」。
実はこのおとうさん・・カッパ!?
「トオルくん」が『おとうさん』と言わないため、だんだん姿が薄くなり、とうとう池に戻されてしまう時、「トオルくん」は言うのです・・『ぼくのとうさんだ』って。
本当に他人同士が親子の関係になるということは並大抵のことではないと思いますし、実際に本当にむずかしいことと思います。
この絵本はシビアな中にコミカルな、そしてほんわかあったかい内容で、自然と受け入れることができるようになっているのが素晴らしいと思います。