新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

おまえ うまそうだな」 はしのさんの声

おまえ うまそうだな 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2003年03月
ISBN:9784591076439
評価スコア 4.81
評価ランキング 273
みんなの声 総数 213
  • この絵本のレビューを書く
  • 父性と母性と

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

     『ティラノ』シリーズの1冊目です。
     この絵本を読んで最初に思ったのは、父性と母性のことでした。父親だから父性をもっているわけではなく、母親だから母性をもっているわけではありません。どちらも父性性、母性性をあわせもっているのだそうです。
     ウマソウが夢中で草を食べているときには、他の恐竜に襲われているのにもかかわらず、まったく何事も起こっていないかのようにティラノは草を食べ続けるウマソウを護ります。また、ウマソウが取ってきた赤い実を「おいしよ」といって口に入れます。肉食獣にもかかわらず。こうやってウマソウを護り受け入れたのはティラノの母性性の部分です。
     その後、体あたりや、しっぽの使い方、ほえ方を教えます。これは父性性の部分です。
     こうしてティラノのおかげで、ウマソウは立派に成長し、自立するのです。ティラノは見かけによらず、父性性と母性性をバランスよく使い分けられる優れたお父さんのようです。
     しかしながら、ティラノやウマソウが棲むおおむかしの世界の夜空は、星でいっぱいですね。ウマソウがティラノの脚にしがみついて眠っているときも、そして別れのときも。ティラノのココロは、この満天の星空のように澄んでいることでしょう。

    投稿日:2009/07/03

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「おまえ うまそうだな」のみんなの声を見る

「おまえ うまそうだな」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / もこ もこもこ / しろくまちゃんのほっとけーき / がたん ごとん がたん ごとん / はらぺこあおむし / いないいないばあ / 100万回生きたねこ / としょかんライオン / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(213人)

絵本の評価(4.81)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット