とうとう感想を書くことにしました。
『幸福の絵本』での まりん♪さんの感想「あ〜私のバカバカバカ!すごくいい絵本でしたよ!!本当に。」という感想に一目ぼれして期待大で読んだのですが、余りに期待しすぎたせいか、今ひとつ乗れなかったのです。親の気持ちが前面に出過ぎていて、子どもの読み物としてはどうかなぁというのが率直な感想でした。子どもの反応もそれほどありませんでした。
でも、皆さんの感想が余りに熱いので、乗れない自分の感想を載せるには勇気が要りましたし、また感想自体書けませんでした。
「おとうさんはウルトラマン」シリーズを読み、『おれはティラノサウルスだ』を読んで、段々と、親が前面に出ているけれど、児童文学としてもいいかもしれないというふうに思えるようになってきました。
そんな時に、次男が図書館でこの本を見つけ、「あ、ウマゾウだ。これ、借りようよ」と書架から出したので、再びチャレンジ。彼は、ウマソウというインパクトのある名前と、恐竜達が登場するという点で、この本を覚えていたようです。
そして、前回よりずっと喜んで見ていました。内容云々よりも、小さいウマソウの動作を追うのが面白いようでした。特にティラノの体当たりや鳴き方や尻尾の使い方をウマソウが真似している箇所が気に入ったらしく、いちいち指差しては面白がっていました。
我が家では感動モノというより、小さい恐竜の子の動作がかわいいお話、という認識の本かもしれません。