今日は年に一度の七夕の日です。
たぬき村のポコくんは、短冊に、
『いっしょにあそべるともだちができますように』
と書いて笹の葉に飾り、家に入りました。
すると突然強い風が吹いて、短冊が飛んで行ってしまいました。
その短冊はひらひらと飛び続け、きつね村のキコちゃんのおでこに、ピタッと張り付きました。
それからの展開が波乱万丈です。
短冊をもらったキコちゃんの行動力、困難に遭った時の周りの助け、それからそれから……。
この絵本を読んでいる間、子どもたちは、ずっとドキドキしているのではないでしょうか。
また、七夕に関する説明や、その日に食べる料理のことも書かれているので、大人にとっても有意義な絵本のように思います。