うっかりもののとんちゃん。
ズボンを頭にはいたりすることもよくあるほどです。
ママが「おばあちゃんのところへ おくすりをとどけてきてね」って
言ったとたんに、くすりも持たずに走り出します。
大好きなおばあちゃん、待っててね〜!!って。
薬を忘れてるのに気がついたママが「まって〜、とんちゃ〜ん!」と
追いかけるのですが、
オ、オオカミが出た〜!って無我夢中で逃げてしまいます。
その理由というのが、ママは大きな声をめったに出さないから。
薬を片手に追いかけるママと、猛スピードで逃げるとんちゃん。
本物のオオカミすらもぶっ飛ばしながら(笑)
おばあちゃんの家の前でやっとママが追いつくのですが、
追いかけてきていたのが「オオカミ」じゃあなくって、
「ママ」だった。しかも届けるための「おくすり」を忘れてたと
気がついて頭をかいてしまうとんちゃんですが、
ここで言ったママの一言が絶妙でした。
「おばあちゃん。とんちゃんは、
ひとりでおつかいにきたのよ。ほめてあげてね」
頼んだものを忘れてしまったのに怒らず、
「ほめてあげてね」って言えるママ。すごいです。
そういえば、タイトルのところで複線が。
ママと一緒によんでいた絵本が「あかずきんちゃん」と
「3びきのこぶた」。
そりゃ〜、オオカミ出てきますって(笑)
ナイスなボケのとんちゃんは、次男もウケてました。