年長の娘が入園前から何度となく繰り返し読んでいるお気に入りの1冊です。
娘はどんぐりが大好きで、なかでも帽子付きのものを見つけると大喜びでした。
なので、初めて読んだ時は最初のお店でもすてきな帽子がたくさん並んでいて「どんぐりの帽子がいっぱいあるー!」と大興奮していたのを覚えています。
ところが、ぼうしやさんのぼうしはなかなか売れなくて・・・。
とかいで見つけたぼうしやさんに足りなかったもの、それが加わるとどんぐりむらでもまたまたお店は大繁盛。
「ひとつで十分」じゃなくてあれこれ欲しくなるわくわく!が素敵なお店だなと思いました。
そしてこのお話の主人公はもちろん「どんぐり」なのですが、おきゃくさんとしてやってくるすずめやハトの絵がうっとりするほど素敵です。
固い質感のどんぐりたちのなかにふわっとした羽の鳥がとっても綺麗なのです。
登場するページは少ないですが、ぜひどんぐり以外の絵もじっくり見て欲しいです。