私が子供の頃から表紙の絵は知っていましたが、
実はまだ読んだことのない絵本でした。
4歳と9歳の娘たちと読みました。
食べたものの色がおなかに表れてくるしろぶたくん。
表紙を見て何色が出てくるのかわかっていた娘たちは、
「次に食べるのはメロン、メロン!」「次はぶどう?ブルーベリー?!」と
楽しそうに当てっこしていました。
せっけんを食べてしまうところでは
「え〜〜〜?!そんなの食べたらダメだよ!!」
「せっけん、美味しくないと思うけど(汗)」と
絵本の世界にひき込まれていました。
そして鼻から泡ぶく出してるぶたくんに大笑い(笑)。
正直、読む前はもぅうちの子たちには幼すぎるかな・・・?と思っていましたが、
「ぶたくん、ちょっとずつ大きくなってるよ」と教えてくれたり、
「ぶたくん、転げちゃったね(笑)」などと会話もはずみ、
思った以上に子供の私も楽しめて、
長い間、多くの方々に愛されている理由がわかった気がしました。
娘たち、「りんごがとってもきれい!おいしそう!!」と
絶賛していました(笑)。
今回この絵本を読んでみて私が思ったことは、
「ちょっとくらい失敗しても、元気に大きくなればいいんだよ!」と
エールを送られているような気がしました。
しろぶたくんみたいにいっぱい食べて、
ちょっと失敗しても子供はリセットできる存在であり、
娘たちももっと小さかった頃、
いろんな可愛らしい失敗をしながら大きくなってきたことを思い出しました。
子供の健やかな成長を願う気持ちはみんな一緒だと思います。
少しずつ成長していく姿に気付くことって嬉しいことだなと
改めて感じさせてくれた絵本でした。
色もきれいで癒されましたし、
絵本から温かい気持ちが溢れているように感じた一冊でした(^^)。