文字が読める訳でも、話が分かる訳でもないくまさんにとって、本や手紙はやすらぎをくれる不思議なものでした。
女の人との出会い、女の人の読み聞かせに、くまさんはとても大切な友情を感じていきます。
山の中にの小屋で一人で暮らしている女の人と一人ぼっちのくまさんの不思議な関係がしみじみとしていました。
くまさんの持っていた手紙が女の人に関係あるのかどうかは分かりませんが、何かが伝わったように思います。
女の人が残していった本はくまさんの宝物になりましたが、翌年も女の人が戻ってきてくれることを夢見ているのでしょうね。