最近、とある大学の建物を見学してきました。
装飾の工夫が施された扉上の飾り窓が、
なんとベニヤ板。(一見したところではわかりませんでした)
本当は金属だったそうですが
戦争のため供出されたためとのこと。
様式美を失った扉をしのびなく思った方が、ベニヤでそれらしく作られたとのことで・・。
そして、この本を読んで
あぁ、こんなところでも金属供出がーーとさみしく読み始めました。
ですが、このお話。
確かに、戦争中の金属供出(教会や学校のベルを元に大砲製作)が題材なんですけど、悲壮感がなく、
否応なく戦争に巻き込まれていく市民の心が
戦争に打ち勝ってしまう・・そんな爽快感さえ漂います。
難はと言えば・・・
大将の名前が異常に読みにくいことでしょうか・・(^-^;
読み聞かせにはトレーニングが必要・・。