鈴木のりたけさんの本はすべて大好きな息子。
でもこの本は、いわゆる鈴木のりたけさんの本とはちょっと違っています。
「川」に関する図鑑のような絵本です。
いつものように、ダジャレとか隠れキャラとかはいません。
でも。素敵な本なんです。
隣の市にある水族館の年パス持っていて、通い詰めている我が親子。
その水族館は、源流、上流、中流、下流、池、沼、河口など、水域ごとに魚を分けて展示しています。
その水族館がそのまま絵本になったような状態なのです。
最初図書館で借りましたが、
これは自宅に置いておきたい本だと思い、購入しました。
山に雨が降り、小さな流れが始まります。
川の始まりです。(源流)。
小さな流れが集まって、だんだん大きな流れとなり、(上流)、(中流)、
途中、沼や池、田などがありつつ、
大きな川(下流)を通り、
海に出ます。(河口)。
こういった行程がそれぞれ見開きいっぱいに描かれます。
生息する生き物の挿絵もリアルで図鑑のよう。
我が家は河口付近に住んでいます。
歩いてすぐの海岸は、ボラが飛び、まさにこの挿絵のような場所。
そして、息子が通う保育園の裏山には滝があり、
天気が良い日の散歩コースです。
この本の実際の場所のほとんどを見ることができる場所に住んでいます。
実物と本、そして水族館、3点セットで、
息子は既に川博士です。