これもいただきものの絵本です。
もし、本屋等で選んでいたら、おそらく購入はしなかったと
思います。
なぜなら「絵本」なのに必要以上にリアルだったから。
(普通だったら、
太い線、原色に近い色遣い、ディフォルメされたキャラクター
が絵本の基本だと思いますよね。)
しかも、ストーリーらしきものも、
オチらしきものもないし…。
ここまでリアルタッチに描かなくてもいいんじゃないかな、と
思いつつも、娘によんであげると・・・・。
あらびっくり、意外や意外、食い付きがいいんです!
小さいので、内容はわからないと思いますが、
リアルな絵を食い入るように見つめていたりします。
後日、本か何かで読みましたが、乳幼児期には
(写真を含めて)リアルな絵を見せた方がよい、とか…。
なるほど、そのような説があるのも納得です。
出てくる動物の種類も多いので、ミニ図鑑としても
末永く愛用できると思います。
動物のお母さんの子どもの運び方(?)ごとに
ネコ、ライオン・・・とページが進んでいきますが、後になるほど、
受動的から能動的になっていくのもご愛敬でしょうか。
欲を言えば、最後のページは
「ニンゲン」でしめてもよかったかな、と。
「ヒトのおかあさんは、こどもをだっこしたり、乳母車等で運びます」
などなど・・・。
人間も動物の仲間なんだ、ということを認識させるってことで(笑)