夜がだんだん更けていき、町全体が静かに眠りに着く様子をていねいに描いたえほんです。
いろいろな商店があったり、いろいろな人や動物がいたり絵を見ているだけでも楽しめます。
白、黒、黄色の3色だけで描かれていて、黄色が明るいところです。次第に黄色い部分が減っていき、最後は、お月さまだけが黄色に輝いて、みんなが眠りに着きます。
とても静かな余韻が残ります。
読んでいるうちに心が穏やかになるので、寝る前の読み聞かせにピッタリです。
途中で、まだ遊びたいこねこが2回出てきて、とてもよいアクセントになっています。もちろんこのこねこも最後には「おやすみなさい」