りょう君はお祭りに出るお父さんに憧れているんですね。
いつものお父さんも好きでしょうけれど、お祭りに出ているお父さんはいつもにも増して、かっこいい事でしょう。
だからどうしても一緒に行きたかったんでしょうね。
一人で出て行ってしまったのは悪いことだけれど、りょう君の気持ち分かります。
最後にはお父さんにもお母さんにも会えて、練習していた太鼓も叩かせてもらえてよかったね。
目的が達成されてホッとしたのか、帰りに眠ってしまうりょう君を肩車して、お父さんとお母さんが帰っていく、あったかい家族のすがたを見て私も温かい気持ちになりました。